2008 年
11 月
10 日
北海道白老(しらおい)町の通年議会の取り組み
〜会派視察報告〜
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これまでも白老町議会は、議会改革として町民の中に入って意見を聞く出前議会を開いたり、移動常任委員会を開催して通常の審査や所管事務調査を直接見てもらうなどの取り組みを行っている。 堀部登志雄議長から通年議会の取り組みについてお話を伺った。
白老町の人口は約2万。議員定数の見直しにあたり、町内7カ所で議会報告会を開き町民から意見を聞き、07年11月の改選で4人減の16人にすることを決定したが、その際問題となった定数削減に伴う議会のチェック機能を低下させないために、以下4点の制度を確立していくこととした。 @通年議会の実施に向けた試行 A常任委員会の見直し及び複数の委員会所属 B議会報告会・懇談会など議会広報・広聴の機能強化 C自治基本条例第16条による政策研究会の設置
通年議会については、昨年6月から試行し、今年6月から本格実施している。通年議会のメリットとして ・いつでも議案の提出・受理ができる ・委員会の閉会中の継続審査手続きが不要になる ・議会が主導的・機動的に活動できる ・すべてが公務活動となり公務災害の対象となる
定例の議会は今まで通り年4回で一般質問も4回。 一般的に通年議会になれば専決処分は減ると考えられるのだが、これまでの運営方法に大きな影響を及ぼさないことを重視し、従前よりも専決処分の事項数を増やすこととなったということには少々驚いた。 現在、多摩市議会でも議会基本条例制定を目指す議会改革特別委員会が設置され活発な議論がなされている。 これからは条例の骨子案がだされて、さらに議論を深めていくことになる。
通年議会に留まらず、一般質問の登壇時に再質問をスムーズに行うために第一答弁書を質問者に配布したり、議会のお知らせを新聞に載せたり、また常任委員会ででた陳情の場所近くで移動常任委員会を開催したり。すぐにでも実行できる沢山の取り組みのヒントをいただいた有意義な視察であった。
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