2006 年
3 月
10 日
カテゴリ:活動報告
沖縄 視察報告 その1
〜沖縄科学技術研究基盤整備機構〜
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2月13日にこれからの世界の科学技術の発展に寄与でき、沖縄をアジア・太平洋地域の先端的頭脳集積地域として発展させていくことを目的として現在進行しつつある科学技術振興大学院大学の視察に行ってきました。 この大学院大学を担当している県の職員さんが一日案内をして下さいました。この大学は日本一ではなく、世界一を目指し学生の半数以上は外国人を想定しています。国はかなりいろいろな面で沖縄に力を入れていますが、そのひとつでしょうか。 まず、うるま市にある研究・交流センターで研究推進担当の石見さんより話を伺いました。 現在先行的研究事業として4名の代表研究者が研究をしています。この研究者は平成15年にネイチャー誌で公募したところ25カ国から140名の応募があったそうで、初年度はライフサイエンスを中心に4名が決定しました。 @記憶と学習の機構を担う分子機構の解析Aナノテクノロジーに向けたホログラフィー電子顕微鏡の研究B飢餓状態におけるGO期への停止維持と栄養増殖開始の細胞戦略C心の分子機構への計算理論的アプローチ。それぞれの研究課題をみても私にはとてもちんぷんかんぷんですが、以前に企業の研究室にいらした石見さんはわかりやすく説明をして下さいました。国の予算は研究者一人に2億円。センターの中は最新機器がいっぱい。電子顕微鏡にしても一台数千万。これからの研究者はいかに自分の研究に国の予算を取ってくるかが鍵で、研究内容よりもプレゼンがうまい人が予算を獲得できるような時代であるようです。以前大学の研究室にいたことのある私としては大学の研究予算があまりにも少なくて充分な研究ができないとこぼしていた教授の事を思い出してしまいました。
その後、大学院大学設置予定地の恩納村で現地見学をしました。 海を一望できる場所に現在工事が進行中でした。またメインキャンパス、住宅となるところも案内をしてもらいました。山の谷戸沿いに開発を進めるために充分に環境に配慮した施設整備をしなくてはならず環境アセスをしっかりと行っていくつもりだということです。 今後の予定は50人の主任研究者が集まったら開学し、早ければ5年後を予定しているらしいのですが、学生達を集めるには魅力的な主任研究者を世界中から集める事が重要で、家族で来ることが想定されるので研究者の子どもが通う学校も整備する必要があります。そのため宗教色のないインターナショナルスクールを作り、選択肢を増やす予定だそうです。
これからの沖縄は観光だけではない「観光と科学技術都市」を目指します。
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