一般質問 通告文 http://takeuchi.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2007 年 6 月 18 日
一般質問 通告文
〜学びが楽しい地域の学校をめざして〜
 明日の3番目(だいたい1時頃)です。
今回は学校問題を取り上げます。

 21世紀の日本にふさわしい教育体制を構築し、教育の再生を図っていくことを目的とする教育再生会議が2006年10月に設置され、今年の1月には、「ゆとり教育」の見直し、厳格な教員免許更新制度の導入などを盛りこんだ第一次報告、そして今月1日には授業時間数10%増などの第二次報告が提出されました。
 OECD(経済協力開発機構)調査によると、日本の教育予算はGDP比3.5%で加盟国平均の5.2%を下回り、教員数も平均より低いとのデータがあります。
教育予算をしっかりと確保することもできずにどのように教育改革をしていくというのでしょうか。これでは、実際の子どもたちのおかれている現状や教員の勤務状況などを改善していくなど本質的な見直しをすることはできません。
 東京・生活者ネットワークでは昨年5月にフィンランド、スウェーデンの教育について視察を行いました。大学院まで教育費は無料であり、誰でもいつでも学びなおすことが可能です。それに比べ日本では親の所得に影響を受ける教育費用が、教育における格差を拡げています。このような教育を取り巻く実情を放置して、授業時間を増やす基礎学力強化プログラムと全国学力テストの実施などが強化されることになります。
フィンランドは2003年のOECD学習到達度調査で読解力をはじめ総合1位になり、学力世界一の国として注目されています。フィンランドの教育の目標は、知識を詰め込むことではなく、「自ら考える力」を育てること、教育の機会の均等、生涯に渡って学習する能力を身につけること。フィンランドが競争と比較をやめて発達を強調した国として評価される由縁です。今、日本は、このフィンランドの普遍的な思想とは逆の方向「画一的な物差しだけで競い合う教育」へとさらに舵をきろうとしていることに危惧をおぼえます。
 さて、多摩市の場合はどうでしょう。
実際の学校現場の声を教育委員会はどうとらえているのでしょうか。
昨年、文部科学省は40年ぶりに先生の勤務実態調査を行い11時間近く働いて、休憩はわずか8分という実態が明らかになりました。子どもと向きあう時間を確保することの難しさをどの様に改善しようとしているのでしょうか。
また子どもたちの声をどの様に受け止めているのでしょうか。
 学校の経営という観点も含めて、学校長の役割は重くなっており、また学校配分予算が少ない中で、いかに子どもたちにとって良い環境を提供できるかに頭を悩ませているのが現状だと思います。
 今年度、教育費の予算が増えたとはいえ、殆どがハード部分です。
 一小の建て替えの後に二小や三小の改築が控えており、さらに現在一定規模適正配置の審議会が動いている中では数校の統廃合が予定されています。
今後の学校の立替等にかかる総経費をどのくらいと想定しているのでしょうか。
 統廃合はコスト的に削減になっているのでしょうか。とりわけ子どもの教育的効果がどれだけ上がったのか。過去におこなわれた統廃合の検証をどれだけおこなって、現在の統廃合にいかされているのでしょうか。
 教育費にお金をかけるのは必要ですが、どこにかけていくのか充分な戦略的議論が必要です。これからは地域力を使って地域の学校を作っていく必要があります。地域の核としての学校のあり方を地域で話し合っていく事、そしてそれは子どもたちの安全にも繋がっていきます。
 多くの人たちが子どもを支え、豊かな人間関係が生まれるゆとりを取り戻し、子どもたちに学ぶ楽しさを伝えられる地域の学校をめざし以下質問します。
1.今後の統廃合や改築なども含めての施設整備に関しての考え方を伺います。
  @1小でおこなったワークショップの評価と課題について
  A統廃合による教育的効果についての検証について
  Bファンド活用についての考え方
2.環境教育について伺います。
  @環境基本計画に基づいた環境教育の現状について
  A光熱水費節減還元プログラムを取り入れる事について
  B校庭の芝生化について
3.学校運営協議会のありかたについて
  @学校運営協議会の評価と課題について
  A学校評価制度について




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